全国修士論文展

賞決定

グランプリ
03立山蘭
慶応義塾大学大学院池田靖史研究室
台湾原住民の伝統的住居におけるBIMを用いた継承の研究
台湾蘭嶼タオ族の伝統的住居を事例として

中谷礼仁賞
01三本木 

東京大学 藤井恵介研究室
阿の字型囲繞空間における浄土の具現性に関する考察

伊香賀俊治賞
04
桐谷
龍之介
京都大学大学院三浦研研究室
下宿住所履歴の分析に基づく学修環境の変化に関する研究
桂キャンパス移転を中心として

野原卓賞
05北村
武士
東京大学大学院今井公太郎研究室
ジオタグ付き写真を用いた訪日外国人観光客の行動分析

南後由和賞
06槙山武蔵
明治大学大学院門脇耕三研究室
情報技術の発展に伴う建築部品の設計範囲の拡張に関する研究
自由曲面を持つ建物の外装部品を対象として

川添善行賞
07関根
明治大学大学院青井哲人研究室
RCラーメンフレームの表現上の扱いに見る村野藤吾の多元的設計手法
日生劇場の考察を中心として

佐々木睦朗賞
09佐藤貴弘
法政大学大学院浜田英明研究室
GAによる縦型斜交格子シェル構造物の形態創生と構造特性に関する研究

以下、入選

02浩源
滋賀県立大学環境科学研究科川井操研究室
北京における大雑院の形成過程とその再開発の実態に関する研究
旧外城・宣西北地区を対象として

08弓削多宏貴
明治大学大学院青井哲人研究室
1960年代後半から1970年代における建築思想としてのデザイン・サーヴェイ
「戦後」の言説と取り組みの系譜に着目して

10黒田陽二郎
日本大学佐藤慎也研究室
ソーシャルメディア上に表れる美術館のイメージに関する研究
Instagramの投稿画像を通して

 修士論文展独自テーマ「仮説力」

独創的で斬新な研究は、これまでの常識に対して疑いの目をもち、
鋭い仮説を立てることから始まります。
ともすると実態調査に終始してしまう修士論文ですが、
そこに込められた執筆者のメッセージこそが、
その研究を広く興味を持たれるものにし、
この成熟時代にブレイクスルーをもたらします。
そのような研究者の着想の根幹に迫る議論が展開されることを
本企画の目的とします。

公開審査日
2017年 3月 4日(土)
13:00-18:00 (開場12:30)

会場
代官山ヒルサイド・プラザ


論文展 審査員

佐々木 睦朗
(審査員長)

構造家、法政大学名誉教授
佐々木睦朗構造計画研究所代表取締役

1946年生まれ。1970年名古屋大学修士課程修了後、木村俊彦構造設計事務所を経て1980年佐々木睦朗構造計画研究所設立。その後、名古屋大学教授・法政大学教授を歴任し、現在法政大学名誉教授。代表作は「金沢21世紀美術館」(SANAA)、「せんだいメディアテーク」(伊東豊雄)、「豊島美術館」(西沢立衛)など。主な著作に「構造設計の詩法」、「Flux Structure」がある。工学博士。

伊香賀 俊治

大学教授
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科主任

1959年東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院修了。
(株)日建設計 環境計画室長、東京大学助教授を経て、2006年より現職。
専門は建築・都市環境工学。共著に『建築と知的生産性』、『健康維持増進住宅のすすめ』、『熱中症の現状と予防』、『最高の環境建築をつくる方法』など

川添 善行
(モデレーター)

建築家/東京大学准教授
東京大学生産技術研究所

1979年神奈川県生まれ。東京大学建築学科卒業、建築学専攻修士課程修了、社会基盤学専攻博士号取得。2011年より東京大学 川添研究室 主宰。日蘭建築文化協会会長。(株)空間構想 設立。
代表作は「佐世保の実験住宅」、「弥生の研究教育棟」、「変なホテル」など。主な著作は『空間にこめられた意思をたどる』(幻冬舎)、『世界のSSD100 都市持続再生のツボ』(彰国社)、『このまちに生きる』(彰国社)。日本建築学会作品選集新人賞、グッドデザイン 未来づくりデザイン賞などを受賞。

中谷 礼仁

歴史工学研究者
早稲田大学理工学術院 創造理工学部 建築学科

歴史工学研究 1965年生まれ、1987年早稲田大学理学部建築学科卒業、大阪市立大学工学部建築学科専任講師をへて2007年より早稲田大学理工学術院建築学科准教授。2012年より同大学教授。2010-2011年日本建築学会発行『建築雑誌』編集委員会委員長。2013年度 日本生活学会今和次郎賞(瀝青会名義)、2013年度 日本建築学会第一回著作賞(同上)。主な著作に『今和次郎「日本の民家」再訪』瀝青会名義(平凡社、2012年)『新訂日本建築辞彙」太田博太郎、稲垣栄三編(共著)『セヴェラルネス+事物連鎖と都市・建築・人間』『近世建築論集』『国学・明治・建築家』『日本建築様式史』(共著)

南後 由和

社会学者・明治大学専任講師
明治大学情報コミュニケーション学部

1979年生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部専任講師。社会学、都市・建築論。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。東京大学大学院情報学環助教、特任講師を経て、現職。主な編著に『都市論ブックガイド2』(2016)、『建築の際』(2015)、『磯崎新建築論集第7巻 建築のキュレーション』(2013)、共著に『商業空間は何の夢を見たか』(2016)、『TOKYO1/4と考える オリンピック文化プログラム』(2016)、『路上と観察をめぐる表現史』(2013)、『The Architectures of Atelier Bow-Wow: Behaviorology』(2010)など。

野原 卓

横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院

2000年東京大学大学院工学系研究科(都市工学専攻)修了、設計事務所勤務の後、2003年東京大学助手(助教)を経て現職。都市デザインから地域資源を生かしたまちづくり、都市のデザインマネジメントについて、岩手県洋野町、福島県喜多方市、東京都大田区等、神奈川県横浜市を始めとした幅広い対象をフィールドに、都市・地域空間についての研究・実践を展開している。主な著書に『図説 都市空間の構想力』『観光まちづくり』『世界のSSD100 都市持続再生のツボ』(いずれも共著)など。

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